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時代を読み解く感覚が必要に

物流と在庫管理のプロ、各店舗ごとの商品の売上、在庫、納品などの管理や分析を行い、商品を効率よく売り切るように采配を振るのがディストリビューターだ。物流と在庫管理のプロフェッショナルである。マーチャンダイザーやデザイナーが渾身の力を込めてつくり出した商品でも、ヒットするものもあれば、売上が伸び悩むものもある。また、地域によっ売れ筋が異なることがある。同じデザインの服なのに、関東ではクール系の色が、関西ではウォーム系の色が多く売れたりする。それはまた、季節や年によっても変化する。こうした各店舗や地域の売れ筋動向を敏感にキャッチし、商品を無駄なく流通させる。つまり、「売れる商品を、売れる店舗に。売れ行きが鈍い商品を素早く消化」が、ディストリビューターの仕事だ。だからこそディストリビューターには在庫や納品状況、売れ筋を迅速かつ的確に把握し、状況に合わせて臨機応変に対応する決断力が必要だ。また、売れるか売れないかは、数日単位で変化する。ファッションといえど生鮮品のような特徴もあるので、迅速にトラックを手配したりする物流の専門家としての力も備えていなければならない。消費動向が多様になり、商品サイクルが短くなっている現在、ディストリビューターの活躍の場はさらに広がりつつあるし、その役割は重くなってきている。マーチャンダイザーやバイヤーとは違った意味で、時代を読み解く感覚が必要になっている。

取引先の影響を直接被る

既存アパレルの場合は、百貨店やスーパーの好・不況の影響を直接受けやすい。ちなみに消費の低迷が長期化する中でも、都心部を中心に大手百貨店の好調ぶりが目立つ。直接の原因は都心部への人口の回帰傾向が追い風になっているためだろう。一方、「そごう」などライバル消滅も売上拡大に寄与している。したがってアパレル大手の業績も向上しつつある。今後も地価が下落してくるとマンション数も増えてくる。そうなるとこれら周辺の消費者が百貨店での買物をする機会が増えてくるので、いま以上に来店客数が見込める。ここにきて大手アパレルメーカーの売上が好調なのもそのためである。しかし、取引先である大型小売業の倒産があるともろにその影響を受ける。卸組合の人たちによると、婦人・子供服卸の場合でも、大型店の倒産などがあると、その連鎖で三〇〜四〇社ぐらいはその余波を受けて倒産しているという。それでなくとも過剰な時代に競合も激しい。最近の商業統計の衣服・身回品卸売り業(アパレル)の状況を見ると、次のようになる二九九九年度商業統計から)。商店数一二万八五〇一店(対一九九七年度比)マイナス七・四%。年間販売額一一八兆六九二八億三〇〇〇万円。マイナス九・九%。年々減少傾向にあることはいうまでもない。

あまり派手でない、いい感じのファッション

レースをジャボ(胸飾り)のようにふわっとおいて、胸元で変化をさせるブラウスなどと、3種は新しくそろえましょう。スーツの上着は、スペンサー丈というやや短目のものが新鮮です。袖丈と同じ上着丈は極めてオーソドックスなスーツですが、それよりやや10センチぐらい短いものが若々しい感じです。スカートは歩きやすいソフト・プリーツやプリーツのきちんと入ったものが、ぴしっとしたタイト・スカートよりは好感をもたれます。これにグレン・チェックや渋い色のタータン・チェックのプリーツ・スカートを1枚、タイト・スカートに見えるプリーツ入りのスカートをもう1枚そろえておけば、できあがります。あとは、会社の空気になれながら、自分のセンスをどんどん組み入れた、あまり派手でない、いい感じのファッションで、仕事に励みをつけてください。