コンビニATMがこれほど普及したのは、利用者の支持を得たことが大きい。コンビニATMのメリットは、24時間営業していることである。銀行のATMは、一般的に8時45分から19時まで。銀行によっては21時までというところもあるが、それでもコンビニATMのようにいつでも稼働しているATMはない。そのうえ、コンビニは店舗数が多いので、わざわざ遠くの銀行にまでお金をおろしにいかなくてもよい。コンビニ側としてもATMを設置するメリットがある。コンビニには銀行から賃貸料のほか、一件につき約50円ともいわれる手数料が入るのだ。網の目のように店舗網を張り巡らしているコンビニにとって、この収入はたいへんうまみがある。最近はコンビニATMの手数料を無料にする銀行も増え、ますます利用者が増えていくと思われるコンビニATM。セキュリティ対策など、検討すべき課題は山積みだが、その利便性はやはり魅力だ。
遺伝性のがんとは、「家族性がん」といわれる先天的なもので、親子の間でがんにかかりやすい体質が引き継がれるというものだ。こういった人たちの中には、生まれつき遺伝子の一方が壊れている人が多く、まだ若いうちにがんが発病したりする。そういった人たちを対象に、現在では、乳がん、大腸がん、卵巣がんなどの診断で、遺伝子による診断が実施されている。このほかにも、遺伝子を使った検査方法が考え出されている。ある種の白血病では、患者の血液を検査することで、がん細胞の有無が調べられる。これを応用し、便や痰などに混じる血液で、大腸がんや肺がんにかかる可能性を知る研究がすすめられている。また、がん細胞そのものの遺伝子を調べることで、転移しやすいタイプかどうかなどの特徴を知り、治療に生かしていく方法も開発されている。こういった方法も、いずれ実用化されていくだろう。これらの検査の結果、仮に、がんの可能性があると判断された場合でもおそれることはない。定期的に検査を受けて早目に治療を受ければ、完全に治る病気なのだ。
洋風の料理では、主にナイフとフォーク、スプーンが使われます。このとき、ライスは平らな皿に盛り付けられて提供されます。和風の食事をする日本人の感覚からすれば、これをナイフとフォークで食べるのは、かなり抵抗があります。かつては、こうした場合は、左手に持ったフォークの背(丸いふくらみを帯びた側)に、右手で持ったナイフでライスを押さえつけるようにしてのせ、フォークで口に運ぶ、という食べ方が「正式だ」とされました。それゆえ、洋風スタイルになじんだ人やマナーを心得ている、といわれる人たちは、こうした食べ方をごくふつうにしていました。しかし、洋風の考え方やスタイルが浸透してくると、この食べ方に抵抗を持つ人たちが多くなりました。「なにゆえにこのような不思議な食べ方をしなくてはならないのだ」というわけです。たしかに、このような食べ方を見ていると、「曲芸」のような感じさえしてしまいます。今でも、中高年以上の人のなかには、こうした食べ方をしている人がいます。また、これが「正しい食べ方だ」と言う人もいます。